福祉のまちづくりに注力する紀の川市。放課後デイサービスの需要も増加!

紀の川市は、平成17年に紀の川流域の5町が合併して誕生しました。紀の川市は、和歌山県北部に位置し北は大阪府、西は和歌山市に隣接します。関西空港から市役所まで車で約30分。道路網が整備され交通に恵まれています。また、温暖な気候で過ごしやすく自然に恵まれている暮らしやすい地域です。

福祉のまちづくり条例に基づいた公共施設の整備を進める紀の川市

紀の川市のある和歌山県は、地域社会で誰もが快適に暮らせる福祉のまちづくりを推進するため和歌山県福祉のまちづくり条例が制定されています。条例制定後10年経過し、少子高齢化、ノーマライゼーションの理念の浸透、ユニバーサルデザインの普及などにより福祉のまちづくりを取り巻く社会状況が変化したため一部が改正されました。具体的には、日常生活の身近な施設のバリアフリー化の促進。子育て支援設備を含む設備に関する基準などが見直されます。

福祉サービスのひとつとなる放課後デイサービス

紀の川市にもある放課後デイサービスは、福祉サービスの一環です。放課後デイサービスは、6歳から18歳までの障害をもつ子どもや発達に特性のある子どもが放課後や長期休暇に利用できる福祉サービス。ここでは、個別の発達支援や集団活動を通し家や学校以外の居場所や友人作りに役立てることができます。

サービスの質を向上させる取り組みが進められる放課後デイサービス

放課後デイサービスは、自立支援と日常生活を充実させるための活動が行われます。放課後デイサービスは2,012年に児童福祉法に位置づけられた福祉サービスです。放課後デイサービスの利用者は、制度のスタートから年々増加傾向にあります。このことから、放課後デイサービスが多くの人に待ち望まれていた福祉サービスであることが分かります。保護者の必要性に応じ民間事業者も多く参入しています。サービスは増加傾向ですが療育内容に差があることが問題視されます。そのため、厚生労働省は放課後デイサービスに対するガイドラインなど療育の質の向上への取り組みが進められています。