大阪府では、多くの場所でプレス機が運用されています。
そのため、性能や安全性を維持するためにプレス機点検が欠かせません。
また、プレス機点検の知識や技術を持っておくと、よりプレス機の運用が効率よくできるメリットもあります。
今回は、プレス機点検を大阪府で学べる講座について、どのようなものか解説していきましょう。
プレス機点検は法律で義務付けられている
そもそも大阪府に限らず多くの場所で利用されているプレス機ですが、実は点検が義務付けられています。
労働安全衛生法と呼ばれる法律で決めあれており、1年以内ごとに1回、定期に、必要な事項について自主検査を行い、その結果を記録しておかなければならないとされています。
そのため、プレス機を持っている企業は、自主検査を必ず行う必要があるのです。
この自主検査は特定自主検査と呼ばれるもので、さらにこの点検を行えるのは、動力プレス事業内検査者研修を受けて、その試験に合格した人物だけです。
この研修の内容について次の項目でお話ししましょう。
大阪府で3日間にわたって行われる動力プレス事業内検査者研修
プレス機点検は、外部の企業に依頼して点検してもらうことも可能です。
しかし、基本的には社内のスタッフからプレス機点検のスタッフを選んでプレス機点検をしていることが多くあります。
この社内でのプレス機点検を実施できるスタッフの養成講座が、この研修といえるでしょう。
教わる内容としてはプレス機点検における一般的事項に関する知識、検査方法に必要な知識、関係法令の学習、さらには実技研修といった内容も盛り込まれています。
最後に修了試験が行われ、合格すると修了賞を渡される流れです。
とても人気のある講習会で、毎回20名ほどしか募集されないので、すぐに定員が埋まってしまう講座でもあります。
この研修は、大阪府でプレス機点検を社内スタッフでしたい場合は、必ず受けておきたい研修なので、大変人気になっています。