大分でも福祉用具のニーズがあります。
その福祉用具を円滑に提供できるように福祉用具の事業を展開している企業や個人も多くいます。
福祉用具を扱う資格には福祉用具専門相談員という資格があるだけでなく、福祉用具選定士と呼ばれる資格もあります。
そこで今回は、大分でも活躍している福祉用具選定士とはどんな資格なのかについて解説します。
福祉用具選定士とはどんな仕事なのか?
大分でも活躍している福祉用具選定士とは、福祉用具専門相談員の資質向上を図るために設置された民間資格です。
利用者やケアマネージャーに対して適切な福祉用具を勧められるような専門知識を持った方が認定される資格でもあります。
従来の福祉用具専門相談員よりも、さらに専門的な知識を持ち、選定や利用に関する情報提供を通じて、より円滑な福祉用具利用を図ることができます。
大分でもこの資格を持った専門家が多く在籍し、現在も大分で福祉用具の提供や助言をしているのです。
大分で福祉用具選定士の認定を受けるには?
大分で福祉用具選定士の認定を受けるには、福岡で実施されている研修会に参加する必要があります。
福岡で実施され、数日にわたって行われる「福祉用具選定士認定研修会」(A研修ならびにB研修)を受講して、それぞれで試験をパスする必要があります。
ちなみにA研修会はベッドや車いすの扱い方や実技、座学を3日間、B研修会は、歩行器、床ずれ防止器具、リフトについて実技や座学を2日間受けなければなりません。
トータルで5日間にもわたって教育を受ける必要があるのです。
全員がこの講習会を受講できるわけではなく、あらかじめ公的資格の福祉用具専門相談員の資格を持っていて、2年以上の実務経験を有している方になります。
また、実務経験を持っていれば、福祉用具専門相談員でなくとも保健師、看護師、理学療法士、作業療法士、社会福祉士、介護福祉士、義肢装具士の方であれば受講できます。