居宅介護事業所とは?
居宅介護支援とは、厚生労働省で定められた実務経験を持つ介護支援専門員ケアマネジャーが行うサービスのことです。
居宅支援支援サービスを利用するためには、まずは住んでいる市町村の窓口に連絡し、介護認定の申請をします。申請の結果、要介護1~5の認定を受けると、担当のケアマネジャーが選任されます。
ケアマネジャーの役割は、居宅介護支援のケアプランを作成し、必要があればプラン見直しを行い、利用者が自立した生活を送れるようにサポートすることです。
自宅に訪れた担当ケアマネジャーと利用者、そのご家族とで話し合いをしながら、一緒にケアプランを作っていきます。
ケアマネジャーには、介護に対する不安や悩み、分からないことなど、気軽に相談することができますから、不安をなくすことが大切です。利用者やご家族からの要望を、ケアマネジャーにしっかりと伝えることが、納得できるケアプランに仕上がる近道になります。
居宅介護支援サービスの内容は、「介護保険サービスに必要なケアプランの作成」「定期的なモニタリング」「関係機関との連絡調整」の3つがあります。
「介護保険サービスに必要なケアプランの作成」について、介護保険サービスを受けるためには書類としてケアプランが必要なので、居宅介護支援を利用しケアプランを作成してもらう、という流れが一般的です。
「定期的なモニタリング」について、日々変化していく利用者やご家族の状況や要望に合わせて、ケアプランの見直しを行う必要があります。ケアマネジャーは毎月1回以上、利用者の自宅を訪問して確認し、必要な場合は随時、ケアプランを見直していきます。
「関係機関との連絡調整」について、要介護認定は定期的に更新手続きが必要になります。このような手続きをはじめ、市区町村への各種手続きの代行も行います。
鹿児島の居宅介護支援事業所の様子
鹿児島県の居宅介護支援事業所数は、ホームページによると、令和4年4月1日現在、552事業所となっています。介護保険サービスの利用を希望する場合は、まず住んでいる市町村の窓口に連絡することが必要です。