利用者は高齢者だけではない
ショートステイは短期間だけ利用が可能な介護施設のことですが、介護と聞くと高齢者が利用すると考える人も多いでしょう。
しかし、ショートステイは高齢者だけのための施設ではありません。
実は年齢に関係なく利用が可能になっています。
ただし、施設によっては年齢制限が設けられていることもあるので、どこの施設でも年齢に関係なく利用できるわけではありません。
一般的なショートステイの場合には、要介護認定を受けている高齢者、すなわち65歳以上となっているのですが、40歳以上64歳未満であっても、要介護と判断された場合には、入居が可能となっているのです。
中にはこのような条件に当てはまらない人が利用可能なショートステイもいくつか存在しています。
それは有料ショートステイなのですが、もし有料ショートステイを利用する場合には、介護保険が適用されません。
現在介護保険料を支払っているのは、40歳以上の人だけだからです。
そのため、40歳未満の人が利用する有料ショートステイを使う場合には、全額自己負担となることを覚えておきましょう。
このようにショートステイにはいろいろな種類があるのです。
子供を専門に受け入れているショートステイもある
通常は高齢者が一時的に入居するためのサービスであるショートステイですが、場合によっては介護保険の支払いが始まる40歳以上の人でも入居できる場合があります。
もちろん要介護認定を受けていることが条件となるのですが、ショートステイの中には子供を専門に受け入れている施設もあるのです。
そんな子供向けのショートステイには、大きく分けるとショートステイの他にもトワイライトステイと呼ばれている物もあります。
この場合、ショートステイは0歳から12歳までの子供が利用できるので、乳幼児と児童が対象となります。
それに対してトワイライトステイの場合には、小学生のみが対象となっているので、乳幼児の利用はできません。
その他の詳しい内容は、地方自治体に問い合わせをしてみましょう。