少子高齢化が進んでいる日本。
それに合わせて介護保険を利用されいる方も年々増加してきています。
そんな日本において、介護に携わる職業は需要が高く、千葉でも在宅介護支援関係は今必要とされている職業の1つです。
今回は様々な介護職の中でも在宅介護支援を提供することができるケアマネージャーの職業について紹介していきます。
ケアマネージャーとは
介護支援専門員とも呼ばれるケアマネージャー。
ケアプランの作成やサービス事業所との調整を行い、介護を必要とする方に介護サービスが受けることができるように介護保険のエキスパートです。
介護サービスを行っている事業所などの民間企業や特別養護老人ホーム、地域包括支援センターなどで働きます。
主な仕事内容
・ケアプランの作成
ケアプランとは、利用者が介護サービスを使うにあたっての利用計画のことです。
利用者の方に現状や要望などを聞きながら、どんな生活にしていきたいかという目標やどのサービスを使うかなどを計画していきます。
作成したあとは、介護関係や医療従事者、利用者とその家族で会議を開き、適宜修正や改善を行います。
ですので、アセスメント能力が必要になります。
・利用者と事業所との橋渡し
利用者の状況や要望により、行きたいまたは適している事業所は異なります。
様々な事業所があるので、利用者に適した事業を探すことが大切になります。
また、利用者の代わりに事業所に連絡したり、面談をしたりと双方から情報収集やアセスメントをし、円滑に介護サービスが提供されるようにしていくことや家族との仲をとり持つような役割もあります。
幅広く利用者の生活が良くなるようにしていくのが、ケアマネージャーの仕事です。
どうしたらなれるのか
まずは、介護支援専門員実務研修受講試験に合格する必要があります。
この受験を受けるには、指定業務を5年以上かつ900日以上経験することが必要になります。
試験に合格したら、介護支援専門員実務研修を87時間受けます。
研修が終わったら、資格の登録と交付の申請をし、介護支援専門員証が交付されることで晴れてケアマネージャーになれます。
給料はいくらもらるのか
介護職員等特定処遇改善加算を提出しているかどうか、年数などで多前後はしますが、月給30~35万が厚生労働省の調査で明らかになっています。
ちなみに、平成31年と令和2年では約5000~10000円ほど給料が上げっています。
いかがでしたか。
ケアマネージャーとはどういうものかわかっていただけたでしょうか?
これからも需要が増え続ける可能性があり、必要性が増えてくる職業だと思われます。
ぜひ興味があるかたは、今後の就職の参考にしてみてください。